子どもたちの通うインターナショナルスクールでは、日本と同じように、1つの単元が終わるとtopical testと呼ばれる単元確認テストがあります。
部屋の片づけをしていたら、子どものYear5のときのEnglishの単元テストを発見。
中身をみてみました。
インターナショナルスクール英語単元テストの中身(Year5)
今回見つかったEnglishの単元テストは、A4用紙4枚分。
40分の試験時間で実施したものです。
英語単元テスト Section-A:読解問題(Reading Comprehension)
この回の読解問題は、ボブ・マーリィーの人生について。
6つの段落(paragraph)に分かれた文章で、350~400wordsほどの分量です。
質問事項は、7問。
- Where was Bob Marley born?
- Who was Bob Marley’s mom , and where was she from?
- Who was Bob Marley’s father , and where was he from?
- Where did Bob Marley work in 1963?
- When he returned to Jamaica , what became a major part of his life?
- What was the big breakthrough for the Wailers?
- What happened to the four main members of the Wailers?
これらの質問に対して、full sentencesで答えます。
英語単元テスト Section-B:文法&語い(Grammar and Vocabulary)
この回の文法項目は、代名詞と動詞の時制についてでした。
空白を埋めましょう。という問題ですね。
イギリス式インター Year5の英語単元テストを見直してみた感想
Year5は、生徒の多くが10歳です。
この年齢で、これくらいの文章を読み、問題を解いていきます。
文法の問題などは、日本だと中学生1年生の頃に、習いますね。
ただ、この内容をこの単元で初めて習ったのか、と聞かれると、答えはNOです。
低学年のうちから習っています。
毎年、少しずつ難しいことを加えながら、学習しているようです。
スパイラルのように学習することで、定着率を高めるのだと思います。
インターナショナルスクールと日本の英語のテストの違い
とっても当たり前ですが、
- 発音の問題がない
- 質問の解答は選択式ではなく、文章で解答する
ということです。
英語の発音を紙でテストする日本
日本は、センター試験の問題をみてもわかりますが、発音の問題が大好き。
発音記号なんて、こっちでは習うことが、まずありません。
わが子たちは、進研ゼミや電子辞書で、かろうじてみたことはありますが、
発音記号を理解しての発音というよりは、耳で聞いた音をたよりに発音しています。
英語の文章での解答の注意点
子どもが留学したてのころの話です。
テストでは、質問の解答となるべき文章のところはわかるけれど、どうやって作文すればいいのかわからず、よく問題文をコピーして、解答していました。
そのたびに、先生からは、「Copy‼」と注意書きがあり、もちろん減点。
自分で文章を作ることを求められることが、ほとんどです。
イギリス式インターナショナルスクール英語単元テストについて
全部英語の問題を解いている子どもたち。
不満などは口にしていませんでしたが、おそらく、
内心は全てが英語ばかりであることに、不安な気持ちで押しつぶされそうだったに、違いありません。
テストを改めて見ることで、留学してインターナショナルスクールに通うことは、強い意志が重要だと感じました。
海外のインターナショナルスクールへの留学体験・入学を検討しているあなたの参考になれば、うれしいです。