衝撃!日本の中学生が習う英語のレベルが英語を使う国では幼稚園レベル?

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日本に興味をもってくれている現地のママ友に、
日本の中学英語の教科書を見せた時のことです。

「え?本当に中学生?幼稚園児レベルの内容みたい!」
と。

私の中に衝撃が走りました。まさか、そこまでのレベルだったか・・・(汗)

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「え?中学生がこのレベル?」と本気で驚かれた話

海外留学生活の中で、現地ローカルのお友だちとの交流は、様々な学びの機会になっています。

ある日、ローカル友だちA君とそのママを、家にご招待したときのことの話です。
A君にも見せましたが、
「うわぁ~。簡単だぁ!」と鼻で笑われてしまいました。

A君は10歳です。
A君とA君ママは、日常会話は、英語ではありません。中国語で会話をしています。
A君がインターナショナルスクールに転校してきたのが、1年ほど前。
その前は、現地ローカル校で、週に数回の英語の授業だけだったそうで、
決して英語が得意、というわけではありません。
その彼ですら、教科書に書かれている内容は、簡単すぎるようです。

日本の中学の教科書は変化してきているけれど・・・

実は、私は子どもの教科書を見て、「私の時代とは違うわぁ」なんて、感動していたんです。

私の時代は(年齢がばれてしまいますが)、

Hi , Mike.

Hi , Junko.

のあいさつから始まり、

This is a pen.

Is this a pen?

などというものから始まっていました。

しかし、今の中学の授業は、同時にフォニックス(発音ルール)の基本も学んでいます。

それだけ、変化しているにも関わらず、幼稚園児と言われてしまいました。
「やっぱり、そういうレベルということなんだ。」という残念な気持ちになりました。

 

フォニックスは2歳からやっている現地ナーサリー

フォニックスと呼ばれる、英語の発音ルール。

今、住んでいるところでは、ナーサリーやキンダーガーデン、日本でいう、保育園や幼稚園の時から学び始めます。主に、発語ができる2歳くらいの子どもたちが、始めています。

耳から入ってくる音と、ルールのカードを見せることを何度も繰り返し、覚えさせるようです。フラッシュカードなどを使っています。

フォニックスができて、少しずつ、自分で本を読むようになっていきます。

日本の公立中学校1年生の最初の導入が、
現地では、幼稚園児の時にすでにできているレベルということですね。

日本の英語教育の強みはないの?

では、日本の英語教育は、世界に全く通用しないのでしょうか?
というと、そういうことではないんです。

日本の英語教育の強みは、文法(Grammar)にあります。
ていねいに文法を学んでいると思います。
それゆえに、受験英語と言われてしまいますが・・・。

海外でも、年齢がすすむにつれ、小論文(Essay)を書く機会がどんどん増えていきます。
小学校も高学年になると、期末試験に、Essayの課題が出ています。

文法もできなければ、書くことができないのです。

ローカル生徒の中には、英語で会話はできるけれど、テストのEssayは苦手、というお子さんもいます。

その点、テストに限っていえば、日本人でも、それなりの成績を修めることができる可能性はもっています。

コミュニケーションにはバランスが大切

文法ができて、文章が「書ける」。
でも、コミュニケーションには、話す、聞く、も大切です。

ですから、英語検定においても、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能についての、新しい試験様式に変更になってきていますよね。

学校教育においても、小学生からの英語学習が始まっていますが、
まだまだ諸外国には追い付いているとは、言い難いでしょう。

将来、世界で通用するグローバルな人を目指すうえで、
まだ、学校の英語教育だけでは足りず、自分で頑張る必要がありそうです。

では、いったい、どんなことを頑張ればよいのか。
それについては、次回また、ご紹介していきます。

今回は、日本の中学英語レベルの現状のご紹介でした。

 

グローバルな未来へつながる道づくりのお手伝いができると嬉しいです♪

Reonaでした。それでは、また。

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