マレーシアのインターナショナルスクールに通い始めて2年が過ぎました。
1年目は全てが初めて。学校の流れを把握することで精一杯だった1年。
しかし、2年目ともなると、親子とも落ち着いて、様々なことを冷静にみることができるようになりました。
2年目に気づいた、インターナショナルスクール事情について、ご紹介したいと思います。
今回は、インターナショナルスクールの先生のお話です。
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マレーシアの学校の年度始め
日本の学校では、先生の異動というのは、基本的に、年度始めの4月ですよね。そして、余程のことがない限り、クラス担任が年度途中で変わることはありません。
と言っていますが、子どもの小学校6年間のうちに、その余程のことに2度遭遇してしまいましたが・・・。
メンタル的に続けられなくなった先生と、年度が始まってすぐに妊娠がわかった先生と・・・。(汗)
話が逸れてしまいましたが、日本は年度をとても大切にしていると思います。
一方、マレーシアでの年度始めは、学校が採用しているカリキュラムによって異なります。
学校で異なる年度始め
ローカルの公立学校は1月が年度始め。
また、インターナショナルスクールでシンガポール方式を取り入れているところも、1月始まりです。
その一方で、イギリス式やアメリカ式などを採用しているインターナショナルスクールは、概ね9月始まりです。
新しい先生がやってくるのは、年度始め。とは限らない!
もちろん、日本と同様に、年度始めにやってくる新しい先生が比較的多いのは、事実です。
しかし、インターナショナルスクールでは、年度ではなく、学期始まりに新しい先生が紹介されることも、よくあります。
先生と学校との雇用契約期間によって、契約開始・終了の時期が変化するためです。
新年度に、ある教科を持ってもらったA先生。教え方も上手で、生徒にも人気の高い先生で気に入っていたのに、2学期には、雇用契約の関係でいなくなる・・・ということが、普通にあります。
契約更新の条件が学校側と先生とで合致しなければ、そこで契約終了ってことですね。
試用期間で終わってしまう先生もいる・・・
正規雇用の前に、先生のお試し期間が設定されるケースもありました。
実際に授業に入って、様子を観察、同時にトレーニング講習も受けたのちに、正式な雇用契約を結ぶそうです。
しかし、このお試し期間で採用されないと、1学期で、姿を消してしまうことになるのです。それは、教え方だったりのスキルが一定に達していないからなのですが。
最後に
いずれにしても、日本のように離任式があるわけでもなく、学校に行ってみて初めて気づくのです。
あの先生がいなくなった・・・どうしたんだろう?と。
日本とは違う学校事情ですから、年度始めだけでなく、学期始まりも、
子どものクラスや教科担当の先生に変更がないか、授業の様子に変化がないか、
日本にいるとき以上に、親として気を配り、子どもに声掛けする必要があるな・・・と思います。
オープンデーや体験入学で出会った先生が、実際の入学の時には、すでに学校を去った後、なんてこともありえますので、ご注意を。
グローバルな未来へつながる道づくりのお手伝いができると嬉しいです♪
Reonaでした。それでは、また。