海外で受講する日本の通信教育を見直す。比較検討してみた【進研ゼミ・中学講座編】

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わが家は、中学生の子どもも、進研ゼミを続けています。
年度が変わるのを機に、中学講座の通信教育の海外受講について、調べなおしてみました。

今回は、進研ゼミ・中学講座を使用しての感想です。

 

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海外で受講中の進研ゼミ・中学講座

海外で中学講座を利用していますが、教材自体は、国内のものと同様です。
国・数・理・社・英の5教科はもちろん、内申点対策の副教科4教科や、定期試験対策教材があります。
英語・数学については、目標とする高校のレベルに合わせて、難易度を選択できる教材も用意されています。

 

2016年度進研ゼミ中学講座教材の良かった点

2016年度の中学講座では、授業Challengeという教材がありました。
1年間の授業のまとめが1冊の冊子になっていて、年度始めに届きました。

海外では、授業を受けているわけではないので、進度は自分のペース。
基本的には、毎月届く、演習チャレンジに対応したところを学習。
英語だけは授業チャレンジは、一気にやってしまいました。

やる気のあるお子さんにとっては、がんがん予習もできる良い教材だと思います。

理科に関しては、海外のインターナショナルスクールの単元と被る部分もあったので、その授業に合わせて、やっていたこともあります。英語と日本語での理解を深める良い機会でした。

 

2016年度進研ゼミ中学講座の教材の残念なところ

新しくなった授業チャレンジは、1年分がまとめてあり、とても良い教材です。しかし、難点はサイズのコンパクトさ。解答の記入スペースも小さくなってしまうため、わが子は解答を書くのに、とても苦労していました。
また、授業チャレンジに、まとめ・問題部分と解答・解説部分が完全な一冊になっていました。そのため、解答を確認するのが、少し大変でした。
解答部分を紛失することがなくて、いいとは思うのですが…。一緒に冊子に挟めるけれど、別冊になった解答冊子の方が、間違いを直しやすそうだ、と子どもと意見が一致しました。

さらに、現在、海外にいるわが家にとっては、副教科や定期試験対策などの教材が生かしきることができませんでした。夏休みの日本帰国期間にさ~っとやるくらい。重要な内容なのですが、うまく使いこなせませんでした。

 

ライブ授業やデジサプリもあったけれど・・・

映像での授業などもある進研ゼミ。なかなか子ども本人がアクセスしてみる、という状況にならず、うまく活用できませんでした。

ライブ感もあり、日本で授業を受けていない子どもにとっては、日本的授業の体験の良い機会だったのですが、日程を上手に管理することができませんでした。
これは、親である私も反省です。

また、iPadを使用して学習する「デジサプリ」。進研ゼミをやっている会員であれば、追加料金なしで、学年にとらわれることなく、学習することができます。
が、これも、子ども自身にここまでやる余裕がなく、活用することはありませんでした。

せっかく無料のサービスなのに、もったいないですよね・・・。

 

最後に

日本にいると、内申点対策の副教科や定期試験テスト対策もあり、基礎を固めるのに、至れり尽くせりの進研ゼミ。
隅から隅まで活用できたら、難関高校も目指せる教材になっていると思います。

海外受講(マレーシア)の場合の金額は、中1・中2は、96,072円/年。中3では、99,528円/年。
海外配送料も含まれているとはいえ、なかなかの金額です。

デジサプリなどの興味深い教材もあるけれど、使えていない教材もあるので、やはり一度、他の教材とも比べる必要があると、改めて感じました。

次回は小学講座も海外受講に対応していたZ会と比べてみたいと思っています。

 

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