夏休みの宿題といえば、みなさんは、何を思い浮かべますか?
私は、「自由研究」と「読書感想文」。
この二つが、とても印象的。
自分自身が子どもだった時よりもはるかに、わが子たちの小学校の夏休みの課題で悩んでいました。
わが子に聞いても、夏休みで大変だった宿題は、「この二つが面倒だった。」といっています。
そんな「自由研究」のネタ探し、どうせなら、イベントで楽しみながら、宿題を終わらせてしまいませんか?
自由研究は、「親子一緒に」⁉
子どもたちが通っていた小学校では、特に細かい指定もない、興味のあることに取り組む「自由研究」でした。
ただ、宿題の一覧表に添えられていた、気になる一言。
「親子で一緒に取り組んでみてください。」
「え~っ??」
初めての夏休みを迎える1年生の時だけでなく、
3・4年生でも、この言葉が添えられていました。
親へ、夏休みの宿題が出されているかのようじゃありませんか?(笑)
ということで、(仕方がないので)私は題材探しのお手伝いをすることにしていました。
どうせなら、イベントごとと一緒に宿題もやれたら、一石二鳥!
ということで、
探して見つけた、いくつかのイベント。
その中でも、特に、東京周辺にお住まいの方にオススメ。
東京・上野にある、国立科学博物館の「サイエンススクエア」です。
上野国立科学博物館「サイエンススクエア」
夏休み期間を利用して、未就学児から高校生まで、
実験や工作などを通じて、科学への興味を深めてもらおうという、この企画。
7月下旬から3週間にわたって、さまざまなプログラムが開催されています。
2018年の『サイエンススクエア』開催時期は、
2018年7月24日(火)~8月12日(日)
になります。
【これ重要!】プログラムへの参加方法は2種類
プログラムへの参加方法は、2種類に分かれています。
- 事前Web抽選が必要なプログラム
- 当日参加のプログラム
①事前Web抽選のプログラム
企画の開催日程によって、申込期間がそれぞれに設定されています。
【参加申込受付期間】
2017年のサイエンススクエアのスケジュール
◎第1週(7/25~7/30)の企画6月28日(水)正午~7月4日(火)17時
◎第2週(8/1~8/6)の企画7月5日(水)正午~7月11日(火)17時
◎第3週(8/8~8/13)の企画7月12日(水)正午~7月18日(火)17時
≪2018年の科博サイエンススクエアの受付スケジュール≫
6月27日(水)正午~7月3日(火)17時◎第2週(7/31(火)~8/5(日))の企画
7月4日(水)正午~7月10日(火)17時◎第3週(8/7(火)~8/12(日))の企画
7月11日(水)正午~7月17日(火)17時
申込受付期間終了後に、抽選が行われ、
当選者にのみ、
受付期間終了日から5日以内に通知メールが届きます。
web申し込みに際しては、いくつかの注意事項があります。
必ず、事前にご確認くださいね。
②当日参加のプログラム
当日に、企画ブースで参加受付を行います。
サイエンススクエアの会場は、9:40に開場予定となっています。
が、実際には、開場前から、列ができている状況です(-_-;)
科学博物館の開館時間が、9:00なので、
開館と同時に、会場目指している方がいる、ということですよね。
そして、企画されている当日受付参加のプログラムの中には、
『1日に〇回開催』とか、
『1回につき〇人まで』という具合に、
参加時間や人数が設定されているものもあります。
「やりたかったのに、もう締め切った後だった~(泣)。」
なんてことにならないよう、
興味のあるプログラムについては、
- 事前に、リーフレットの会場マップで、目的の会場場所を確認
- 早い時間に受付をすますこと
を、オススメします。
51種類のプログラムが用意!!
3週間にわたって、開催されるこの企画。
毎日、毎週さまざまなプログラムが用意され、全部で51種類もあります。
近所なら、毎日でも通いたいくらい・・・
そんなサイエンススクエアのプログラムは、科学博物館のホームページから、
確認してみてくださいね。
(トップページのトピックスのなかに、サイエンススクエアのリーフレットの案内があります。)
2018年 サイエンススクエア リーフレット
https://www.kahaku.go.jp/event/square/download/leaflet2018_summer.pdf
上野国立科学博物館の場所はこちら。
上野駅のすぐ近く。
周辺には、美術館、上野動物園もありますよ。
わが子が参加したプログラム
わが子も小学校時代、何度もお世話になっている、サイエンススクエア。
過去に参加したプログラムを2つご紹介。
『リングキャッチャーで遊ぼう』
当日参加、材料費100円で、材料も持ち帰ることができる、リングキャッチャー。
今年もプログラムの中に、あります。
とてもシンプルな材料だけで、十分に遊ぶことができます。
リングキャッチが成功したときの「やったぁ~」という喜び、
皆さんにも体験していただきたいです。
2018年は、第2週目前半に、予定されていますね。
『はてな?なるほど!電気ゼミナール』
子どもたちが参加したのは、
果物などを使って、電池を作り、電気のことを学ぶプログラムでした。
このプログラムは、参加費無料でしたが、
キットを持ち帰ることができ、その年の自由研究に活用することができました。
2018年のプログラムでも開催予定で、第1週目のようです。
2018年サイエンススクエア Reonaのオススメは?
51種類もある2018年のサイエンススクエアですが、私Reonaのオススメをご紹介。
『牛乳パックではがきづくり』
こちらのイベントでは体験していないのですが、
キッズジャンボリーというイベントで、同じような体験イベントに参加したことがあります。
牛乳パックという身近な素材を使って、ハガキという別の形に変身させます。
出来上がったハガキを使って、暑中見舞いはがきなどを作成するのはいかがでしょうか?
また、
キットを持ち帰ることができるので、
公園で拾った花や葉っぱなどで、アレンジするのもいいかも♪
自由研究には、
- 使った材料の写真
- 作り方の工程
- 作っている最中の写真
- 工夫したところ、難しかったところ
- 失敗してしまったら、その考えられる原因
- 手作りハガキをもらった人の感想
などなどをまとめれば、自由研究として、出来上がり⁉
わが家が「牛乳パックではがきづくり」を体験した、キッズジャンボリーの記事は、こちらから。
『科学自由研究世界大会(Intel ISEF)日本代表と元素記号ビンゴ』
イギリス式カリキュラムでも学習する、元素記号。
わが子は、その英語名を覚えるのにも苦労していますが(笑)、
ビンゴといったゲームを通して、元素記号を身近なものにするのも楽しそうです。
当日受付の上、定員も各回30名と多い、こちらの企画。
自由研究の相談にも乗ってくれるようなので、困ったときはこちらのプロにアドバイスをもらってみるのも、いいかもしれませんね。
参加費用はいくら?
このプログラムに参加するにあたっては、
まず、科学博物館の入館料が必要です。
といっても、高校生以下はうれしい無料。
一般は、620円。(ただし、65歳以上は、無料)
でも、もっとお得に科学博物館へ行けるチケットが知りたい!
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。
その他にかかる費用は、選ぶプログラムによります。
無料のプログラムもたくさんありますが、
材料費が有料のもの(50円~600円)もあります。
一日楽しみたい!ランチはどうする?
朝から夕方まで、たくさんあるプログラム。また、科学博物館の展示もかなり充実しているので、サイエンススクエア以外の常設展もぜひ、観てみたい。
せっかく行くんだから、いろいろと楽しみたいですよね。
欲張っていこうじゃ、ありませんか!
でも、1日まるごと楽しもうと思ったら、気になるのは、食事と休憩。
大人はちょっと座って休みたい。そんな時もあります。
アラフォーには、一日立ちっぱなしはキツイのです(;^_^
ということで、科学博物館の中の食事ができる場所は、こちら!
レストラン・カフェ
国立科学博物館には、
- レストラン(地球館 中2階)
- カフェ(日本館 地下1階ラウンジ内)
があり、食事をすることができます。
休憩場所
ラウンジ(日本館 地下1階)以外にも、
- ハーブガーデン(地球館屋上)
- スカイデッキ(地球館屋上)
といった休憩場所もあります。
こちらで、持参したお弁当などを食べることが可能です。
サイエンススクエア開催時期のお昼は混雑必至
かなり多くの人が、『サイエンススクエア』のイベントに参加しているので、お昼の時間帯の混雑は避けられません。かなりの大混雑です。
ですから、わが家は、お弁当を持参して、休憩スペースで軽く食事しました。
でも、レストランのメニューなどをみると、
小さな子どもたちが喜びそうなメニューもたくさん。
レストランを利用する場合には、時間をずらすなど、工夫が必要かもしれませんね。
一旦、博物館の外へ出る
上野国立科学博物館は、常設展については、当日の再入館に対応してくれます。
日本館地下1階の総合案内に申し出て、
博物館近辺や上野駅周辺などを探索してみるのも、1つの方法です。
さいごに
学校だけでは体験できないような、
科学に関するさまざまな経験をすることが可能な、上野科学博物館のサイエンススクエア。
科博の常設展も楽しみつつ、
サイエンススクエアで、
子どもたちの科学へ関心をより深いものにしてみるのは、いかがでしょうか?
暑い夏、室内で楽しめるイベントの一つです。
ぜひ、のぞいてみてください。