マレーシアの長距離高速バス。バスターミナルでのチケット、私でも買えるかしら?予約なしで当日購入もOK?
そんな疑問にお答えします。
先日利用した、マレーシアの長距離高速バス。
首都クアラルンプール郊外のTBSバスターミナル~マレーシア南端でシンガポールのすぐお隣のジョホールバル間をバスを利用して行ってきました。
この記事を読むことで
バスターミナルでの長距離高速バスのチケット購入方法
について、知ることができます。
マレーシアの長距離高速バスのチケットを購入する方法としては、
- オンライン予約サイトでの購入
- バスターミナルでの購入
という方法があります。
オンライン予約サイトでの購入方法は、こちらから。
今回は、バスターミナルでのチケット購入方法についてご紹介します。
バスターミナルでのチケット購入方法
私が利用したバスターミナルは、
- マレーシアの首都にあるTBSバスターミナル(Terminal Bersepadu Selatan)
- ジョホールバル中心地に近いラーキンバスターミナル(Larkin Bus Terminal)
です。
いずれのバスターミナルでも、当日、予約なしで長距離バスのチケットが購入できます。
(ラーキンバスターミナルは、シンガポール行きやジョホールバルのローカルバスチケットも購入できます。)
購入方法としては、
- キオスク(自動発券機)でのチケット購入
- 窓口でのチケット購入
の方法があります。
長距離バスターミナル キオスク(自動発券機)でのチケット購入方法
キオスクでのチケット購入は、タッチパネルで入力するだけ。
ですから、英語が苦手・・・という方には、オススメのチケット購入方法です。
購入前に用意しておくべきもの
現金は、出来れば50リンギット以下の紙幣。
また、行き先のターミナル名等をメモしたものがあれば、尚Good!
例として、ラーキンバスターミナルでのチケット購入の方法でご紹介します。
キオスク(自動発券機)でのチケット購入の流れ
チケット購入方法について、簡単に手順をまとめると、以下の通りです。
- 画面で使用できる紙幣をまず確認
- 利用日の日付、出発地・行き先をタップして、検索する
- バス会社を選択する
- 座席を指定する
- パスポート番号など、利用者情報を入力する
- 支払いをする
- 印刷されたチケットを入手する
- 搭乗時間30分前に搭乗ゲートへ移動
画面で使用できる紙幣をまず確認
100リンギ紙幣は使えないことがほとんどです。また、機械によっては、受け付けない紙幣もあるので、まず、画面の使用可能な紙幣の種類について、チェックしましょう。
利用日の日付、出発地・行き先をタップして、検索する
(例)ラーキン~TBSまでの場合
- From : JB-LARKIN
- To : 『CENTRAL』をタップして、その中の『TBS』をタップ
バス停名が、アルファベット順にたくさん並んでいて、ちょっと探すのが大変です。また、見慣れない地名ばかりで探すのも一苦労。そこで、メモを持っていると間違うことなく、探しやすいです。
基本的に、クアラルンプールはマレーシア中心地なので、『CENTRAL』をタップすれば、クアラルンプール近郊のバス停が表示されます。
バス会社を選択する
希望の時間帯や残席数などから、バス会社を選びます。
選んだら、確認画面が表示されます。
座席を指定する
- 空席が、うすいグレー色
- 予約確定席が、濃いグレー色
- 自分の指定した席が、濃い青色
で、示されています。
女性1人での乗車であれば、やはり、一人席を確保するほうがよいでしょう。
また、もしもの事故の時を考え、私は前方より後方の席をなるべく選択するようにしています。
パスポート番号など、利用者情報を入力する
座席が決まれば、利用者情報を入力します。
- 氏名
- パスポート番号
- 携帯番号
です。
あとは、旅行保険をオプションで付けることが可能です。
支払いをする
予約内容について確認したら、あとは支払いです。
最初に確認した利用できる紙幣のみ(コインは使用不可。お釣りとしては出てきます)で支払いをします。
発券されたら、紛失しないように気をつけて、搭乗時間30分前に、搭乗ゲートへ行きます。
バスターミナル 窓口でのチケット購入
チケット購入の流れは、キオスク(自動発券機)とほぼ同じです。
- 行き先を伝える
- パスポートを見せる
- 現金で支払いをする
- チケットを受け取る
という流れです。
例えば、
- キオスクで使えない100リンギ紙幣しかない
- 子供料金(2~12歳)のチケットも購入したい
というような時は窓口を利用することになります。
窓口で購入するときのポイント
窓口で購入する際、行き先だけを伝えると、場合によっては、あちこちに停車して、無駄に時間がかかってしまうようなバスになってしまうことも・・・。
行き先を伝える際に、
『non-stop/direct bus to (目的地), please』
と伝えると、直通バスを選んでくれます。
(直通といっても、KL-JB間のような4時間以上かかるような場所であれば、一度はトイレ休憩があるのでご心配なく)
【バスチケット購入 サバイバルEnglish】
英語の苦手な私のサバイバル英語です。ご参考まで(;^_^
TBSバスターミナルまでお願いします。
To TBS, please.
直通で。
Non-stop/Direct bus to (目的地),please.
大人2枚と子ども1枚。
Two adults and one child.
片道チケットをお願いします。
A one-way ticket, please.
往復チケットをお願いします。
A round trip/A return ticket, please.
窓際/通路側をお願いします。
I’d like a window/aisle (seat), please.
更なる最後の手段としては・・・
- 行き先
- 必要枚数
(Adults〇(枚)・Child/Children〇(枚))
- One-way
などと書いたメモを見せる!(笑)
キオスクでのバスチケット購入と窓口でのチケット購入でのメリット・デメリット
キオスクでの購入のメリットは、
- 英語不要
- タッチパネルで購入が完結する手軽さ
です。
TBSバスターミナルも、ラーキンバスターミナルも、設置されているキオスクの数が多いのに、あまり人が並んでいません。
セルフで購入することに抵抗がない方は、キオスクで発券するほうが、手続きが早いと感じます。
一方、キオスクのデメリットは、
- 高額紙幣が使えない
- 子ども用のチケットが購入できない
- 行き先を探すのに手間取る
といった点です。
窓口購入のメリットは、
- バスの詳細について質問できる
- 高額紙幣でも支払いができる
- 出発直前のバス便でも購入可能
といった点です。
窓口のデメリットは、
なんといっても待ち時間。
人同士のやり取りなので、とにかく時間がかかります。
また、窓口の人も、テキパキ処理しよう!という空気感がほぼゼロです(笑)
それに加え、並んでいる利用客も多いのが難点。
急いでいる時には、イライラがMaxになるので、時間に余裕をもって利用することをオススメします。
ラーキンバスターミナルでのチケット購入は、気を付けて!
ラーキンバスターミナルでは、以前と比べ数が減ったものの、客引きのおじさんたちが
「どこまで行くの?チケット持ってる?」
と、声をかけてきます。
提示される金額は、おじさんたちの手数料が上乗せされています。
値引き交渉などのやり取りもそこそこ楽しいのですが、指定された席がダブルブッキング(もともと自由席?)といったトラブルもあります。
トラブルを避けたいという方には、窓口かキオスクでの正規の購入をオススメします。
長距離高速バスターミナルでのチケット購入方法 まとめ
バスターミナルでは、
- 窓口
- キオスク(自動発券機)
で、バスの乗車チケットを購入することが可能です。
チケット購入には、パスポートの提示、連絡がとれる携帯番号が必要です。
また、オンライン予約とは異なり、クレジットカードはほぼ使えず、ニコニコ現金での支払いです。
キオスクの台数も多いとはいえ、週末などは旅行客も増えます。
チケット購入までに列に並ぶこともしばしば。
時間に多少の余裕をもって、ターミナルに到着・チケット購入されることをオススメします。