海外に移住や親子留学などを考える人にとって、大切な住まい選び。
生活の中心になる場所ですものね。
でも、その家選び、日本と同じように考えていると、失敗してしまうかもしれません。
良い賃貸物件探しのコツは、「ひたすら内覧する」
マレーシアで部屋探しをする時、おおよその住みたいエリアが決まったら、
可能な限り、多くの物件を見てください。
それも、出来れば、業者を変えて。
数を見るべき理由
オーナーが違えば、部屋の内装が全く異なるからなんです。
今、私が住んでいるコンドミニアム。
ほぼ同じ広さの部屋がた~くさんあります。
ですが、内装はそれぞれ、全く異なっています。
というのも、日本の物件と違って、オーナーさんが内装を決めるんです。
キッチンから収納から部屋の壁の色、部屋数などなど、オーナー次第。
オーナーがおしゃれな部屋にしたければ、お金をかけて、内装をいじるし、
お金をかけたくなければ、ほぼ手にいれた時のままってことも。
この内装は、賃料にも大いに影響しています。
だから、もしコンドミニアムが決まっても、他の部屋も見てほしいんです。
たとえ、同じ賃料でも、部屋の中の様子や設備が、全然違いますよ。
業者を変える理由
日本だと、ひとつの業者に頼めば、その業者が管理していない物件でも、
中を見ることはできますよね。
マレーシアでは、ちょっと事情が違うようです。
A業者に内覧を頼めば、A業者が取り扱っている物件だけを紹介してくれます。
B業者はB業者の物件のみ。
オーナーがA業者にも、B業者にも、紹介をお願いしていれば、
どちらの業者でも、内覧できます。
つまり、業者が違えば、扱っている物件が違う可能性が高いのです。
目当てのコンドミニアムがある場合は、
違う業者にも紹介してもらい、比較するのが、
良い物件探しのコツです。
マレーシアの不動産サイト
私が留学前に見ていたのは、こちらのサイト。
今でもたまにチェックしています。というのも、相場を知るためです。
英語に不安があり、日本語が通じる業者に仲介をお願いするようなこともあるかと思います。
ある程度の相場の幅を知っていれば、カモにされてしまうようなリスクも減りますよ。
でも、注意事項あり
あるんです、あるんです、釣り広告。
- もうすでにない物件の掲載
- 違う部屋の写真を使いまわし
などなど。
問い合わせて、いざ内覧となったら、
「その物件は契約済になってしまって。他にいいのがありますよ~。」なんて言われるときは、ちょっと気を引き締めましょう。
さいごに
留学などのための部屋探しの場合、
受験の時や下見の時に、物件をみることも多いと思います。
滞在日数が少ないなかで、物件探しをするとなると、焦ってしまいがちですが、
これから生活をしていく場所です。
少しでも自分たちのライフスタイルに合う、好みの物件が見つかるよう、
家選びにも多少の時間をかけてもらいたいな、と思っています。
家探しのコツは、
数をみる
複数の業者に問い合わせる
相場を知る
です。
ぜひ、良い物件と巡り合えますように。