小学生の子どもに、タブレットでの通信教育を考えているけど、デメリットってないのかしら?
タブレット学習を始める前にやっておきたい対策って何かあるかな?
- 小学生のオンライン・タブレット学習について知りたい
- 小学生のオンライン・タブレット学習のメリット・デメリットが気になる
- 小学生のオンライン・タブレット学習と上手に付き合うコツが知りたい
そんなあなたにおすすめの記事です。
この記事を読むことで、
- 学習を始める前に知っておきたいデメリット
- タブレット学習を通じて得られるメリット
- タブレット学習教材と上手につきあうための対策
- あなたのニーズに合うタブレット学習教材
について、知ることができますよ。
【小学生の通信教育】タブレット学習についての口コミ調べてみた
小学生のお子さんに通信教育サービスのタブレット学習をさせている方々の口コミを調べてみました。
小学生のタブレット学習教材のここがいまいち…という口コミ
- 目が悪くなりそう
- 寝転がってやっていた
- 手で書く回数が少ない
- 問題量が少なくて、すぐに終わってしまう
- 勉強よりごほうびのゲームや動画などに夢中
- 操作と流れがわかると、考えないでただボタンを押してしまっている
- タブレットが壊れた時の修理費用がかかる
といった残念ポイントの口コミがありました。
小学生のタブレット学習教材のここがいいね!の口コミ
一方で、タブレット学習の良い面として、
- ほんのちょっとした時間でも取り組める
- 苦手なところを何度も繰り返し勉強できる
- 楽しむためのしくみが多く、勉強の習慣づけに助かる
- 学習状況などが親のスマホに届くので、把握しやすい
- その場で丸つけしてくれるので、間違ったところをすぐに学び直せる
- 図形や理科は動画・映像を使うことで、目で見て、理解を深められる
- 余計な付録などがなく、紙の教材のように、保存場所に悩まなくていい
という口コミがありました。
【小学生の通信教育】タブレット学習のデメリットは?始める前に知っておきたい5つのこと
小学生の通信教育で増えているタブレット学習教材。
でも、口コミからもわかるように、始める前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
欠点ポイントを克服するためのコツについては、下の方でご紹介しますね。
ひとつずつ、みていきます。
目が悪くなる
タブレット学習教材を利用することで、ブルーライトによる健康への心配が増えます。
- 長時間の連続使用
- 暗いところや悪い姿勢での使用 など
使い方を間違うと、目の疲れ・痛み、ドライアイ、睡眠の質の低下などの影響が考えられます。
正しい使い方ができるように、始める前に一工夫が必要です。
ゲーム要素の多さ
タブレット学習教材では、子どもの興味をひくように、ゲームの要素を取り入れている教材が比較的多くあります。
課題をやったごほうびにスペシャルゲームができるものも。
子どもの継続的なやる気への動機づけになる一方で、ゲームばかり...というのは、心配ですよね。
また、教材専用タブレット以外を使って勉強する教材の場合、勉強していると思ったら、動画を見てたり、ゲームをしていた、という声も聞きます。
紙に書くのを嫌がる
タブレットペンなどで、画面をタッチするだけで、次々と勉強を進められる、タブレット学習教材。
操作が簡単で低学年の子どもでも取り組みやすい半面、紙の教材に比べて、字を書く機会が減ります。
思考力がつきにくい
簡単に操作できるタブレット学習。
丸つけも解答後、すぐにやってくれます。なかには、解説が自動で流れてくれるものも。
一方で、
「どうして間違ったのだろう?」と考える時間もなく、次々に進んでいけてしまう面もあります。
最近は、間違った問題は何度も繰り返し、違う形で出題されるなど、知識が定着するよう、工夫されています。
通信・機材トラブル
海外在住者にとって気になるポイントのひとつ、通信・機材トラブルです。
チャレンジタッチやスマイルゼミといった、毎月新しい教材を入手する形のタブレット学習教材は、国内であっても、ダウンロードが集中して、時間がかかる、という口コミもあります。
海外ともなれば、時差の関係もあります。
ダウンロードする際には、日にちをずらず、などの工夫をすることをおすすめします。
また、専用タブレット教材では、タブレットの故障は、日本のみ対応。
海外滞在中に壊れてしまうと、日本に戻るときまで、使用できない...というトラブルも考えられます。
【小学生の通信教育】タブレット学習のメリット
小学生の通信教育、特に海外在住の場合のタブレット学習のメリットを、改めてまとめてみます。
タブレット学習は、子どもが楽しんで勉強できるだけでなく、親の負担が少ないのも魅力のひとつです。
教材の保存場所が不要
海外在住者にとって、荷物が増えるのは、いざ帰国となるときに、とても手間がかかります。
タブレット学習であれば、教材の保管場所を悩む必要がありません。
家の中も、スッキリとした状態で、勉強に集中することができますね。
間違いがすぐに正せる
問題を間違っても、すぐに解説をしてくれるので、理解がしやすいのが特長です。
間違い直しが先伸ばしになってしまうと、「なぜ間違ったのか」ということを忘れちゃいます。
すぐに間違いを直すことで、正しい考え方をその場で理解することができるようになります。
正しい知識を効率的に自分のものにすることができるのは、いいですね。
復習や先取りもできる
紙の教材では、解答を書きこんでしまっているため、復習するが難しいという面があります。
一方、タブレット学習であれば、復習は何度でもできちゃいます。
問題で間違うと、似たような形で何度も問題として出題される機能を備えている教材もあります。
くり返しやることで、しっかりと内容を理解できるように、工夫されています。
また、「すらら」などは無学年式のため、先取りも可能です。
丸つけが一瞬なので親が楽
紙の教材を活用する場合、小学生低学年であれば、親が丸つけのお手伝いの必要があります。
高学年は自分で丸つけしよう、と言われますが、実は適当にやってしまう子どもも...。
わが家がチャレンジをやっていた時も、私が見直すと、おもわず「いや、丸じゃないし...」と何度か突っ込んだことも。
私たち親が忙しくて、丸つけがすぐにできないと、子どもの学力を伸ばすチャンスを奪ってしまう可能性もありえます。
その点、タブレット学習で自動採点機能があれば、親の手間もかかりません。
学習した内容や量を把握しやすい
学習時間・終わった単元などを親のスマホなどにお知らせしてくれる機能がついている教材があります。
親も子どもの取り組みを把握しやすく、「よく頑張ってるね」と声かけしやすくなりますよね。
子どもがやる気になる工夫がされている
楽しいアニメーションやゲーム風のシナリオなど、子どもが自ら勉強したくなるような工夫がされています。
勉強が苦手・やる気がでないというお子さんでも、取りかかりはじめると、ちゃんと学習しているという意見もあります。
また、立体図形やアニメーションなどでの解説がわかりやすいのも、タブレット学習の特長。
言葉では理解に時間がかかってしまうけれど、映像を見ることで理解しやすいタイプの子どもには、タブレット学習はとても効果的です。
小学生がタブレット学習教材と上手につき合うための対策
通信教育サービスのオンライン・タブレット学習教材には、長所ばかりでなく、短所もあります。
短所の部分は、ちょっとした工夫をすることで、タブレット学習を有意義に活用することもできますよ。
そこで、上手に使いこなすための対策5つをご紹介。
詳しく見ていきます。
ブルーライト対策と環境づくり
ブルーライトは、長時間使い続けることが問題です。
タブレット使用時に、ブルーライトをカットしてくれるグッズを使用するのも、ひとつのアイデアです。
対策として、
- 20分程度ごとに休憩時間をとる(タブレットには触れない)
- ブルーライト用のメガネをかけることを習慣にする
- タブレットにブルーライトカットのフィルムを貼る
- タブレットスタンドなどを使って、正しい姿勢を保つ
ことがおすすめです。
また、タブレット学習をする時は、
- 明るい部屋で使う
- 寝る直前にはしない
といった環境づくりも大切です。
メガネショップ『JINS』などで購入を検討する海外在住者は、一時帰国時の免税制度を利用すると、よりお得に購入することもできますよ。
免税制度でのお得な買い物の方法については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
勉強時間と遊びタイムのルールづくり
親として一番気になるのは、勉強をしているようで、実は遊んでしまっていること。
せっかくの教材も無駄になってしまいそうで、できるだけメリハリをつけて、取り組んでほしいですよね。
ルールを途中から作られると、子どもも反発してしまうこともあります。
だから、タブレット学習を始める前に、親子でルール作りをしておきましょう。
- 勉強をするタイミング(朝ごはんの前、夕食の後など)
- 勉強をする場所(勉強机で、リビングルーム・ダイニングテーブルで…など)
- 勉強する時間と遊びの時間の設定(勉強20分やったら、〇分遊んでいい…など)
- 曜日ごとにやる教科を決める
など、各家庭の事情に合わせたルールを決めておくことが、おすすめです。
紙に書くことの対策
学校でもICT化が進んでいるとはいえ、まだまだ紙ベースでの学習が多いのは事実です。
学校では必然的に「書く」という作業をするので、家での学習ではタブレットでも、十分にバランスはとれているかな、というのが私の感想です。
でも、海外の学校に通っていると、日本語を書く機会はほぼない。
「そんな場合は、紙ベースの簡単な問題集(5分間ドリルなど)を併用してやる、というのも、ひとつの方法です。
今はネット上に無料の教材を配布してくださっているサイトもあるので、プリントアウトして使うのも、いいですね。
各自治体の教育委員会などのサイトで、無料の教材が掲載されているところもあるので、一度のぞいてみるのもおすすめです。
通信・機材トラブル対策
通信トラブルは、海外でのインターネット状況や教材へのアクセス集中などで起きてしまうことが考えられます。
- インターネットのプランをアップグレードする
- アクセスの集中する時間帯を避ける
ということで、対策可能です。
専用タブレットの魅力は、不要なゲームアプリや動画アプリなどをインストールできないことです。
でも、故障の時に、海外では対応ができません。
低年齢の子どもが使っても壊れないように、耐久性は工夫されていますが、もしもの時は、しばらく使えないかも…ということは念頭に入れておく方がいいでしょう。
一方、iPadや家族との共有PCなどを使う教材であれば、親である私たちにできる対策もあります。
- 親がこまめにアプリをチェックする
- ペアレンタルコントロールを設定して、フィルタリングをかける
ということで、勉強の時に使うタブレット・PCという位置づけにすることが可能です。
タブレットのペアレンタルコントロール、フィルタリングなどは、こちらのサイトを参考にしてみてください。
子どものレベルに合った教材選び
通信教育サービスのタブレット学習の中でも、
- 勉強の習慣をつけることを主な目的とするもの
- 学校や塾の授業形式のように勉強するもの
- 基礎学力の定着を主な目的とするもの
- 応用問題も解けるように問題数を多く設定しているもの
など、いろいろなタイプがあります。
簡単すぎると、すぐに終わってしまったり、飽きてしまうことも。
逆に難しすぎても、達成感が味わえず、挫折してしまいます。
- 目的に合った教材を選ぶ
- 難易度を選べるような教材を使う
ことで、飽きることなく、コツコツと、タブレット学習を続けることができますよ。
【海外在住小学生向き】デメリットをカバーできるおすすめタブレット学習教材
タブレットとの上手なつき合い方をふまえ、海外在住の小学生におすすめできる教材を3つご紹介します。
無学年方式を採用:すらら
私のいちおしは、「すらら」。
日本の学校のカリキュラムの生の授業を受けていないお子さんでも、学習しやすい仕組み作りがされている教材だからです。
特に、「すらら」のおすすめポイントは、
- 専用タブレット不要で、自宅のPCなどから学習できる
- 対話形式・参加型の教材で、飽きずに勉強が続けられる
- コーチがついてくれて、勉強について相談できる
という点です。
難易度の高い問題や応用など発展的学習にはやや不向きです。
ですが、海外現地校に通う小学生にとっては、
- 先取り学習ができる
- 一番大事な基礎が徹底学習できる
という「すらら」の学習教材によって、
- 今学んでいる単元と似たものを勉強できる
- 日本の丁寧な基礎学習で理解度をより深めることができる
といったメリットがあります。
専任のコーチがいて、学習について、いろいろな相談にのってくれるサービスも整っています。
親の私たちにとっても、専門のサポーターがいるのは、とても心強いですね。
\すららについてもっと詳しく知りたい!/
海外在住小学生におすすめの「すらら」については、こちらの記事もどうぞ
→【海外からの通信教育】続かない小学生におすすめ 「すらら」徹底解説!
iPadで基礎+αの学習:Z会 小学生向け講座タブレットコース
「Z会 小学生講座タブレットコース」は、基礎だけでなく応用力にも強い教材です。
ゲーム要素は少ないですが、コツコツと勉強して、力を伸ばしたいお子さんには最適。
特に、日本での中学受験などを考えている海外在住のご家庭にとって、中学入学後に、日本の授業についていけるかも、心配のひとつですよね。
Z会を活用することで、基礎+応用の力をしっかりとつけることができますよ。
教材の難易度のレベルも幅広く用意されているので、お子さんに合った教材選びが可能です。
\Z会 小学生向け講座タブレットコースについてもっと詳しく知りたい!/
Z会小学生タブレットコースの口コミを見てみる
→ 【海外受講の通信教育】Z会小学生タブレットコースの口コミ・評判を徹底解説
漢検対策も可能:スマイルゼミ小学生コース
スマイルゼミは、専用タブレットですが、教材の内容は、海外の小学生にとって、とても魅力的です。
- ゲーム要素もあって楽しく学習できる
- 書くことの大切さも重視したタブレット
- 漢検対策もできる
という点が、主な特長です。
海外の在学校の勉強も忙しいなか、日本の勉強となると、嫌がってしまうお子さんも。
スマイルゼミ小学生コースは、ゲーム要素などを上手に使って、面白くて楽しくなるコンテンツがたくさん。子どものやる気を引き出してくれます。
また、日本語を書く、という機会を少しでも増やしたい。そう考えていらっしゃるご家庭にとっても、スマイルゼミの専用タブレットはおすすめです。
タブレットとペンの感度がよく、紙に書いているような感覚で使える教材だからです。
海外在住の小学校高学年のお子さんが、帰国後の日本の学校でよく困っているのは、漢字と社会。
海外では、漢字や、日本の地理・歴史などに触れる機会は、圧倒的に少ないですものね…。
スマイルゼミ小学生コースは、5教科(国語・算数・理科・社会・英語)に加え、漢検ドリルなどの副教材もあります。
帰国後の学校で、スムーズに学習できる助けになりますよ。
\スマイルゼミについてもっと詳しく知りたい!/
いずれの教材も、無料の資料請求や体験などが用意されています。
まずは、公式サイトで請求してみてくださいね。
海外でも、通信教育のタブレット学習教材を上手に活用しながら、楽しく日本の勉強ができる環境を整えてみてはいかがでしょうか?