日本の学校と、子どもたちの通うインターナショナルスクールでは、時間割が大きく異なっている点があります。
それは、朝のブレイクタイムと呼ばれる時間です。
ブレイクタイム=朝食タイム?
ブレイクタイムというのが、午前中にあるのです。
この時間には、子どもたちは、教室からカフェテリアに下りてきて、軽食をとるのです。
学校が用意しているメニューをみてみると、サンドイッチ、お粥などの、軽めの食事。
そう、ちょうど朝ごはんのようなメニューなのです。
中には、スナックのようなものを持ってくる生徒もいるようです。
インターナショナルスクールの時間割
子どもの通うインターの登校時間は、午前8時。
授業開始は、8時10分からです。
1コマ40分の授業時間ですが、日本のような休憩時間はなく、次の授業の用意をして、席に座って、次の先生が来るのを待ちます。
そして、9時30分の20分程度の時間が、ブレイクタイムになっています。
このブレイクタイム、子どものインターだけではなく、マレーシアの多くのインターにある、システムです。
朝ごはんを家で食べてこないの?
多くの家庭では、朝ごはんを食べてくるのですが、本当にちょっとしたもののようです。
友人宅は、朝は、野菜ジュースだけ、というご家庭も多いです。
ですから、途中で、休憩をとって、軽食をとる。というのは、当たり前のスタイルのようです。
わが家も、朝食は食べていきますが、おにぎりを一つもたせ、食べさせています。
時には、オートミールのクッキーなどということもあります。
こちらでのブレイクタイムは、屋外で体を動かしてリフレッシュというより、
栄養を補給するための時間、という考えのようです。
日本にはないブレイクタイム
このブレイクタイムに慣れてしまうと、日本の時間割に、栄養補給のリフレッシュタイムがないために、ちょっとがっかりしてしまう子どもたち。
1年目の夏に帰国した際、以前在籍していた学校におじゃまして、以前のクラスメートたちに、留学生活を紹介しました。
インターナショナルスクールの時間割、特に、ブレイクタイムの話をすると、とてもうらやましがられたそうです。
日本だと、給食の時間までは、何も口にすることはありませんし、ましてや、スナックなどの持ち込みをすることも、ありません。
日本の子どもたちにとっては、スナックを学校で食べられる、ということだけで、興味がわくのかもしれませんね。
とまどったブレイクタイム
最初は、このブレイクタイムに戸惑いました。朝食を食べていくのに、なんでまた、食べるの?と。
でも、育ち盛りのわが子たちにとっては、このブレイクタイムにおにぎりを食べることで、
ランチタイムまで、なんとか持ちこたえることができるよう。
今では、大変助かっている時間です。
空腹すぎて、授業に集中できない、では、困りますものね。
朝食はしっかり食べてくる!が一番いいのですが、こういう面白いシステムの国もあるよ、というお話でした。