
マレーシアでの自動車免許取得。実技講習はどんなことをするのだろう?
実技を習得するためのコツってあるのかな?
そんなあなたの疑問にお答えします。
この記事は、マレーシアで初めて自動車運転免許を取得したわが子の体験談をもとに、マレーシアでの自動車教習所での実技講習について、ご紹介します。
- マレーシアの教習所で普通自動車の免許を取ってみたい
- 日本の国際免許が切れてしまうから、マレーシアの免許取得を検討している
そんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。
実技のコツを知ったうえで教習を受けることで、より早く技術を習得できることができますよ。ぜひ参考にしてみてください。
普通自動車運転免許の実技講習のコツ@マレーシア
マレーシアの自動車教習所では、実技講習は15時間程度と、とても短い時間で一気に運転技術を学びます。技術というより、最終試験対策という感じ。
最終試験に一度でパスするためにも、ぜひチェックしておきたい実技面でのコツをご紹介します。
縦列駐車のコツ
初心者にとってコツをつかむのが難しい、縦列駐車。
日本の教習所であれば、駐車エリアに目印となるポールのようなものがたくさんありますが、マレーシアの教習所は、駐車位置の線があるのみ。
- 車を止める位置
- ハンドルを切る方向
- ハンドルを切るタイミング
などが重要なポイントですが、教官も丁寧に教えてくれる人ばかりではありません。
縦列駐車のコツについては、こちらの動画がわかりやすくてオススメです。
なお、マレーシアの教習では、四角の線の中に車体が入っていればOK。
車体を真っ直ぐに駐車できていなくても大丈夫、というゆるさです(;^_^
方向変換のコツ
こちらもマレーシアの教習所では、日本のような目安になるポールはありません。
動画は日本の自動車教習所のものですが、ポイント・コツなどをぜひ参考にしてみてください。
ハンドルを切るタイミングは、特に要チェックです!
AT車限定の教習RAMPのコツ
マレーシアで自動車免許を取得する上で、オートマ限定の免許講習でのみ実施されるのが、RAMPという実技講習。
RAMPでは、段差におけるアクセルの踏み込み具合などの運転技術を学びます。
実際の教習風景の動画はこちら。
マレー語ですが、だいたいの動きは理解していただけたかな。
こちらの動画も参考まで。
ここで、RAMPについて、簡単に手順をまとめてみます。
【RAMPの手順】
- 「P」にギアを入れ、サイドブレーキをかける
- 降車して、ポールを手前の線(動画では黄色のライン)に移動させる
- 「D」にギアを入れ、アクセルを踏みこみ、前輪のみを台にのせる
- クラクションを鳴らして、窓から右手を出して合図する
- 「P」+ サイドブレーキ
- 降車して、ポールを横に移動
- 「D」にギアを入れ、車両全体を台にのせる
- クラクション + 右手で合図
- 前進して、車両全体を台からおろす
- 「P」+ サイドブレーキ
- ポールを線(動画では赤色のライン)に移動させる
- 「R」にギアを入れ、ゆっくりアクセルを踏みこみ、後輪のみを台にのせる
- クラクション + 右手で合図
これらの一連の流れと合図を忘れないように、覚える必要があります。
また、RAMPでアクセルを踏み込む場合の注意点として、アクセルを一度目でしっかりと踏み込む、ということです。
二度アクセルを踏み込むと、最終試験の際、減点。最悪の場合、そこで試験終了となってしまいます。要注意です!
マレーシアで自動車運転免許を取得~実技講習のコツは?~
自動車運転免許を取得する場合の実技では、
- 縦列駐車
- 方向変換
そして、マレーシアのオートマ車限定の免許では、RAMPと呼ばれる実技がポイントとなってきます。
動画をみながら、
- 手順
- 車を止める位置
- ハンドルを切る方向
- ハンドルを切るタイミング
をまず覚えておきましょう。
そして、実際の実技教習で何度も練習することで、最終試験への自信につながります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。