神奈川県寒川町にある、キリンビバレッジ湘南工場。
数あるキリン商品の中でも、清涼系飲料を製造している工場です。
このキリンビバレッジ湘南工場では、学校の社会科見学だけでなく、一般の人でも楽しめる工場見学が開催されています。
湘南工場の工場見学では、施設の様子以外にも、見学のお土産として、世界でたった一つしかない貴重なキリンビバレッジ製品をいただくことができたんですよ。
これは、思い出に残ること間違いなし!
ということで、「キリン 午後の紅茶ツアー」で美味しさのヒミツを大調査。今回は、キリンビバレッジの工場見学の様子のご紹介です。
キリンビバレッジ湘南工場の工場見学
キリンビバレッジ湘南工場では、
一日に2回、
午前の部(10:30~)と午後の部(14:30~)の工場見学が開催されています。
予約の方法は?こちらの記事もどうぞ!
今回、わが家が参加したのは、午前の部。
工場に到着すると、設置されている太陽光パネルの多さにビックリ!
そのパネルの下を通って、工場内に入っていきます。
中に入ると、工場見学担当の女性が笑顔で迎えてくださいました。
入って正面に設置されたトリックアートの写真撮影ポイント。
大きな午後の紅茶のカップを紹介してくれました。
とりあえず、家族で一枚、記念撮影!
引き続き、案内にしたがって、2階の工場見学会場へ移動します。
2階の会場でも、記念撮影⁉
いったん席に着いた後、名前を呼ばれ、「皆さんの写真を撮らせていただきます♪」と撮影を促されます。
こちらは、キリンビバレッジの担当の方のカメラで、一緒に来た家族全員で写真をパチリ!
「後ほどこちらの写真を使わせいただきます。」とのこと。
どのように使われるんでしょうか?ちょっと楽しみです。
午後の紅茶 おいしさのヒミツ 探検ツアー開始
時間になったところで、案内担当の女性の方から、
湘南工場についての説明を聞きます。
ビデオとともに、説明してくれ、とても分かりやすい丁寧な紹介です。
湘南工場では、なんと〇〇〇も作っている⁉
キリンビバレッジ湘南工場では、午後の紅茶の製品の販売に欠かせないものも、同じ工場で作っていました。
それは・・・
ペットボトル!
このペットボトル容器がないと、午後の紅茶を販売できないですものね。
ですから、この湘南工場の工場見学では、「ペットボトルのできるまで」についても、知ることができるんです。
「午後の紅茶」のできるまで、を紹介
また会場内で、午後の紅茶の作り方を一通り紹介。
- 紅茶の茶葉から紅茶を抽出
- ペットボトルに詰める
- 輸送用段ボールに製品を詰める
といった一連の流れを、イラストなどを用いてわかりやすく説明されているパンフレットを使いながら、
説明してもらいます。
パンフレットは、一部クイズ形式のように、キーワードが空欄になっていて
記入しながら、重要なポイントをまとめることができるよう、工夫されていました。
子どもたちも飽きることなく、工場見学を楽しめる工夫がされていますよ。
いざ、工場内部の見学へ
会場での説明が終わった後は、いよいよ工場内部の見学です。
工場で働く方々が必ずしなければならない、「エアシャワー」を私たちも体験!
両手を挙げて、くるっと一回りしたら、エアシャワーを通り抜けることができます。
工場見学用の通路から工場内の様子を見つつ、進んでいきます。
こちらは、撮影禁止エリアとなっていました。さまざまな工夫が隠されているんだろうな~と想像できます。
「午後の紅茶」製造の作業工程体験もできるよ!
見学コースの途中には、工場の作業体験ができる実験室⁉のような部屋が用意されていました。
こちらでは、
- 紅茶の茶葉の違いの話
- 製品の容器ができるまで
- 製造日等の印刷体験
- 容器にラベルをつける作業
などについて、知ることができます。
紅茶の茶葉にも工夫あり
キリンビバレッジからは、数種類の紅茶が販売されていますが、
それぞれ、異なる茶葉を利用して製品が作られています。
こちらの部屋では、実際の紅茶の茶葉がおかれており、
実際に匂いをかいだりして、茶葉の違いを知ることもできます。
また、その後ろのパネルには、茶摘みの様子がわかる写真パネルが設置されています。
実際に茶摘みに使っているかごなども用意されていて、それを背負って記念撮影なんかもできるようになっていました。
製品の容器を製造する機械を実際に見る!
湘南工場で見ることができる貴重なこちらの機械。
ペットボトルの原材料である「プリフォーム」や、
ペットボトルの形を作る「金型」などを見た後、
実際に機械にプリフォームを通して、
ペットボトルが出来上がるまでを、自分の目で見ることができます。
小さい原材料であるプリフォーム。実際のペットボトルよりもずいぶん小さいですよね。
このプリフォームをあたためて軟らかくし、型に入れて膨らませて成型することで、ペットボトルを作ることができるそうです。また、型を変えれば、別の形のペットボトルも作れるとのこと。
小さいプリフォームから、あのようなペットボトルの形ができるとは。想像もしていなくて、驚くばかり!
ぜひ、みなさんにも、ご自分の目で確認していただきたいポイントです!
これまた驚き!製造年月日はこうやって印刷するのか⁉
販売されている製品を見ると、製造年月日などが印刷されているのを、見たことがあると思います。
その印刷する機械を、実際にみんなが体験することができました。
使用するのは、印刷機と最初に配られていたパンフレット、そして自分自身の手!
パンフレットを持って、青く光っているところへ、左から右にスライドさせるだけ。で印刷ができるんです。
が、簡単そうにみえて、実は奥が深かった。
家族それぞれ、違う出来上がりになったんです。字の大きさや文字の傾きなどなど。個性あふれる印字体験。
実際の製品は機械の流れ作業で調整されているので、印刷ミスは少ないようですが、
実際の自分たちの出来栄えは、上手にできても、そうでなくても、楽しい思い出になること、間違いなしです。
ラベルを容器に装着しよう!
最後に体験できたのは、容器の外側にあるプラスチックのラベルを装着する工程です。
製品である紅茶がすでに詰められたペットボトルに、輪っか状になっているラベルシートを上からかぶせ、
蒸気の熱を利用して、ペットボトルに密着させるんです。
こちらもまた、実際の工程を自分の目で見ることができます。
工場の製造ラインでは、ボトルやラベルの大きさなどさまざまな条件に合わせて、蒸気を吹きかける位置や量にまで、工夫を凝らしているそうです。
そして今回、私たちが見学したラベルの装着工程では、使われているラベルに一工夫がされていました。
それは、なんと、
自分たちの写真入りのラベルだったんです。
そう、2階の会場で最初に撮っていただいた、家族写真。
こちらが、印刷されたラベルだったんです!
そのシートを実際に機械に通して、蒸気のトンネルを抜けると・・・
世界で唯一の、自分たちの顔写真が入った商品が完成!
こちらは、工場見学の記念品ということで、出来上がった商品を持ち帰ることができました。
それも、一人1本!!
もちろん、中身はいつもの午後の紅茶なのですが・・・・記念品過ぎて、開封しづらい(笑)
そんなオリジナルの記念品を手に、最初の説明を受けた会場へ戻ります。
探検ツアーパンフレットの答えあわせ
調査隊としての工場見学の最後の任務は、用意されていたパンフレットの調査書を完成させること。
見学の内容を振り返りながら、空欄を埋めていき、パンフレットを完成させていきます。
また今回は、ぜひ新しいキリン製品を考えてみようということで、
自分たちがおすすめしたい、新しいフレーバーのアイデアをイラストなどで描いて、提出しました。
子どもも私も、思い思いのアイデアを出してみましたよ。
製品化の参考になるといいなぁ~。
アイデアを絞っている間には、無料でキリンビバレッジ製品を飲むこともできました。
手に取ったことがない製品もあったので、それを飲むことができ、いつもとは違うおいしい製品も発見することができました。
さいごに
昔からペットボトルの紅茶飲料として大好きだった午後の紅茶シリーズ。
製品開発には、いろいろと工夫がなされていることを知ることができた、キリンビバレッジ湘南工場の工場見学。
工場見学を通して、製品について学ぶことで、子どもたちも紅茶がより好きになったようです。
ぜひ皆さんにも体験をおススメしたい、工場見学のひとつです。
予約の仕方は、こちらを参考にしてみてくださいね。