マレーシアでの長期滞在や、インターナショナルスクール入学など、
ビザを申請したりするときに必要になってくるのが、
戸籍謄本の英訳証明書。
日本にいるうちに、用意する必要があるの?
と悩んでしまいますが、
実は、マレーシアに来てからでも、
英訳された証明書を入手することが可能なんです。
英訳の各種証明書を入手する方法
英訳の証明書の入手方法、
それは、
在マレーシア日本国大使館の各種証明書発行サービスを利用すれば、可能です。
学校入学などに係るビザ申請における必要書類である、
戸籍謄本の英訳証明を例に、
申請方法をおさらいしたいと思います。
必要な書類
証明発給申請書
在マレーシア日本国大使館 領事部 各種証明書発行のページより、
書式をPDF形式でダウンロードすることも可能。
パスポート
申請者本人は、パスポート原本を提示しますが、
家族分も同時に申請する場合は、
家族のパスポートの写真ページのコピーも必要。
戸籍謄本の原本
これが一番大切!
つまり、
日本から申請者本人の戸籍謄本を事前に取得しておく必要があります。
通常、この原本は、
戸籍謄本が日本の発行日から6か月以内のものであれば、
何度でも使用可能です。
書類発行のための申請
- 必要事項を記入した証明発給申請書
- パスポート(家族分もあれば、写真部分のコピー)
- 戸籍謄本の原本
これらを持って、在マレーシア日本国大使館 領事部にて申請。
書類申請の窓口である領事部の窓口時間は、
月曜日~金曜日 8:30~12:00 / 14:00~16:00
と決まっています。
時間は厳守!
申請時に、受付確認の書類を受け取り、その日は終了。
証明書の受け取り
通常は、申請日を含む、4業務日から、受け取り可能。
例えば、月曜日に申請➡木曜日に受け取り可能(祝日等がない場合)といった具合ですね。
- 申請時に受け取っていた受付確認書を提出
- 手数料支払い
- 翻訳書類の内容確認、受け取り
で、英訳証明書ゲットです。
英訳証明の発行手数料【2018年4月現在】
- 戸籍の翻訳証明は、170RM
- 婚姻や出生の証明は、各45RM
※2019年4月以降、料金の改定がある可能性があります。
各種証明書発行の窓口は 領事部
用意すべきものが足りない、など、何度も足を運ぶのはやはり面倒ですよね。
不明な点などは、領事部へ電話を入れ、確認をするのが、間違いがなくて一番です。
手数料、必要書類なども、領事部のサイトで、再度、ご確認くださいね。
在マレーシア日本国大使館 代表電話番号:03-2177-2600
領事部 各種証明書発行関連のページへのリンク
大使館へ行くときの注意事項
大使館の開館時間は、時間厳守となっています。
昼の閉館時間があるため、
時間を無駄にしないよう、
余裕をもって、行かれることをおススメします。
また、
セキュリティーのため、入り口にて、
荷物チェック、および、携帯電話の預かりなどがあります。
重要事項を、携帯のデータに保存してしまいがちな方。
携帯を窓口に持っていけないので、
気を付けてくださいね。
メモ用紙に記しておくなど、対策をお忘れなく。
婚姻証明が必要な場合
戸籍謄本は発行から3か月以内のものを
婚姻証明の英訳が必要な場合は、
戸籍謄本の原本については、
発行から3か月以内のもののみ、有効。
戸籍謄本の有効期限が異なっているので、要注意です。
学生ビザの申請には、親の婚姻証明の提出が求められるので、戸籍謄本の発行年月日は、間違えないようにしてくださいね。
こちらも参考にしてみてください。
配偶者のパスポートのコピーもお忘れなく
また、申請には、申請者のパスポートはもとより、配偶者のパスポートの写真ページのコピーが必要です。
親子留学のケースなど、配偶者が日本にいて、手元にパスポートがない、という場合もあるでしょう。
戸籍謄本を日本から送ってもらう時や、
配偶者本人がマレーシアに来ている時に、写真部分のコピーを取っておくなど、
こちらも対策を忘れずに。
さいごに
日本でも、翻訳サービスをしてくれる企業などもあるかと思います。
しかし、意外と値段がかかってしまいませんか?
大使館というとハードルが高く感じるかもしれませんが、日本語ももちろん通じますし、
ひどく不安に思う必要もありません。
日本国内の翻訳サービスと料金を比較しつつ、自分にとって、便利な方のサービスを選ぶのも、良いかと思います。
今回は、マレーシア・クアラルンプールでの、英訳証明の入手方法について、ご紹介しました。