海外移住や留学という選択肢を考えた時、「どこの国・地域に」移住・留学するのか、できるのか、気になってきませんか?
世界中の国や地域が候補となる選択肢の中で、失敗しない海外移住・留学を実現させるためには、自分たちの目的や希望に合う場所を探すことが、とても大切です。
今回は、移住・留学先の選び方についてのご紹介です。
移住・留学先の国を決める!失敗しないための重要ポイント
海外移住や留学は、ちょっとした旅行とは違って、気軽に、そして安価にできるものではありません。だからこそ、使うお金は有効に活用したいところ。
失敗からも学ぶこともありますが、出来れば、後悔はしたくない!
そこで、失敗しない海外移住先・留学先の場所選びのための重要なポイントを、以下にまとめてみました。
自分が達成したい目的
生活費
気候
住居
治安
医療
言語
教育環境
生活環境
日本との時差
日本からの移動時間・手段
ビザ

海外に滞在する場合、一番注意しなければならないのは、「ビザ」。
先日、日本のパスポートは最強!などというニュースも出ていましたが、海外移住や留学となると、滞在期間によっては、別途のビザが必要になります。
ビザの種類や要件は、目的や期間に応じて、各国の移民局のルールに従うことになります。
自分が達成したい目的

海外に留学すると一口にいっても、さまざまな目的があると思います。
語学習得、資格取得などのほかに、海外での生活体験、視野を広めるため、という人もいます。
それに加え、お子さんの進路の選択肢として、帰国枠受験(帰国子女枠とは別)を視野に入れている方もいるでしょう。
海外体験という視点からの失敗しない選択
せっかくの海外滞在ですから、さまざまなことを経験したいものです。
自分たちが体験してみたいアクティビティ―が、滞在先および周辺にあるのかも、ひとつのチェックポイントです。
観劇や美術館巡り、サマースポーツや旅行など、プラスアルファの目的がある場合、身近に経験しやすい環境にあるかどうかも、同時に考えておくことをオススメします。
親子留学で、英語習得より海外経験を積ませたい!と考える場合は、その体験させたいことが叶えられる場所なのか、下調べが重要です。
生活費

家賃や日用品・食費など、生活に関わる費用がどれくらいかかるのか、自分たちの許容できる金額なども考慮したうえで、滞在国を選ぶ必要があります。
さらに、滞在国の物価上昇や、為替レートの変動という問題も絡んできます。
事前に、気になる移住・留学先の物価や生活費の情報を調べておきましょう。
気候

短期の海外留学であれば、自分の比較的好みの天候の時期を選ぶことも可能です。
しかし、長期の場合、年間を通しての天候には、注意しておく必要があります。
雨季や降雪のため、外出もままならない時期のある地域や、
空がどんよりして気持ちまで滅入ってしまう時期のある地域も、人によってはあるようです。
また、近隣国からの大気汚染などの影響を受ける地域もあります。
日本とは異なる気候だからこそ、事前に1年間の気候を知っておくことは、大切です。
住居

親子留学する場合、
子どもの学校への通学手段などをもとに、住居を決めていくのがポイント。
治安などの理由により、自家用車での送迎やバスなどの交通機関を利用して通学する地域が多くあります。
送迎となると毎日のことですから、なるべく負担のないよう、学校と住居との距離は程よいもので見つけることをオススメします。
治安

日本ほど、安全な国はない! と先に言っておきます。
しかし、海外の中でも、治安の比較的良い地域とそうでない地域はあります。
外務省の海外安全情報などに目を通してエリアを検討するのは、必須です。
医療

言語に自信がない場合、日本語での対応がある病院などがある地域なのかどうか、ということも1つの選択肢になるでしょう。
親子留学の場合、子ども自身の免疫力が弱く、体調を崩しやすいお子さんもいます。
病院やクリニックにお世話になる機会もあるでしょうから、
事前に現地の医療水準もチェックしておくとよいでしょう。
言語

留学を検討する国や地域が、
- アメリカ英語なのか、イギリス英語なのか
- 英語が第一言語(母国語)なのか、第二外国語なのか
などといった点も重要です。
アメリカ英語・イギリス英語
日本の学校での英語教育は、アメリカ英語が主流ですから、イギリス英語は、慣れが必要になります。
- 発音
- スペル
- 単語
など、異なる点がいくつかあります。
母国語かそうでないか
また、滞在国が、英語を
母国語として使っているのか、
それとも
第二外国語として使っているのか
ということも、英語力に大きな差があると感じています。
第二言語として使われている場合、
コミュニケーションの手段として使っている人が大半。
多少間違っていても、気にせず話をします。
日常会話において
「ブロークンイングリッシュは絶対いや!」
ということなら、
英語が母国語である国や地域を選ぶべきでしょう。
教育環境

親子留学の場合、重要度の高い項目です。
各学校が採用しているカリキュラムや、学校の雰囲気など、できれば実際の目で確かめたいところです。
公立か私立だけでなく、学校ごとによっても、力を入れていることが様々。
勉強のみに注力するところもあれば、文武両道もしくは、スポーツに力を入れているところも。
校内イベント、学校の休日ですらいろいろと異なります。
日本の学習はどうする?
また、留学中の日本の学習をどうするのか、も事前に考えておきたいポイント。
その考え方次第では、
日本語補習校、日本人学校、塾など、留学先にあるかどうかも、調べる必要があります。
しかし、そういった環境が整っている地域ばかりではありません。
例えば、
東大・早稲田・慶応など難関大学出身・在籍教師の授業を受講できるインターネット家庭教師Netty
は、
子どもたちのそれぞれの学習目標に向かってマンツーマンで指導。
日本の学校の授業を受けていない子どもでも、臨機応変に指導することが可能なシステムになっています。
このように、インターネットを活用したシステムを探すという方法もあります。
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生活環境

交通の便や買い物などの施設の充実度、子どもたちの遊び場所など、
実際に生活していくうえで、
海外生活のストレスができるだけ少なく済む場所を見つけましょう。
日本食や日本の食材を現地で手に入るなど、食事も重要なポイントになるかもしれませんね。
また、衛生状態についても、日本とは違う場合が多い、ということをしっかり認識する必要があります。
日本との時差

インタ―ネットが日常に浸透していて、気軽に海外とも通信しやすいからこそ、気になるのが時差。
時差が大きいと、
日本にいる親族などと連絡を取るのに、可能な時間が限られてくることは、念頭に入れておきましょう。
12. 日本からの移動時間・手段

普段は気にする必要がありませんが、
「緊急時」を考えた場合、気になるのが、移動時間や手段の簡単さです。
例えば、日本にいる家族に緊急事態が起きてしまうというケース。
ないに越したことはありませんが、
もしものときどうすべきか、一度はシミュレーションしておいたほうがいいかもしれません。
わが家がマレーシアを親子留学先に選んだ理由

4年前にわが家が親子留学先に選んだ決め手は、
①ビザ
子どもたちの学生ビザと共に、親の保護者ビザ(正確にはビザの名前は違う)が取りやすかった
②生活費
日本と比較して物価が低いので、生活費が抑えられる
③気候
一年中半袖OKの比較的安定した暑さの気候
④治安
決して良い、とは思わない。自己防衛は必要。
銃や麻薬に対しては、厳しい国なので、そこもポイントだった(銃犯罪や麻薬犯罪がゼロという訳ではない。)
⑤医療
日本語通訳のいる病院もある。医療水準もそこそこ。
実際にクリニックにかかってみると、欧米や日本の輸入医薬品なども処方されることもあった。
漢方治療を取り扱う薬局なども多い
⑥言語
英語は母語ではない。
でも、英語があまりできない私の話も、一生けん命聞いて理解しようとしてくれるので、助かっている。
最初はマレー訛りの英語に聞き取りにくさも感じたが、次第に慣れた。
⑦教育環境・目的
インターナショナルスクールに入学したが、
- 学費が比較的安価であったこと
- 英語力がさほどなくても受け入れ体制があったこと
- 中国語も学べる環境にあったこと
が、私たちの目的に合致していた
⑧生活環境
比較的、マレーシアは親日国であり、
イオンといった日系スーパーを始め、日本食レストランや日本の食材が手に入りやすい。
また、マレーシアのローカルの食事比較的、日本人には親しみやすい味。
車がないとかなり不便なのは残念。
街中のWi-Fi環境は日本よりも良いと感じる。
⑨日本との時差
1時間の時差。日本とも連絡を取りやすい。
⑩日本からの移動時間・手段
日系航空会社だけでなく、
格安LCCもあり、羽田・成田・大阪・福岡にも飛んでいるので便利。
移動時間は約7時間程度。
このように、気になる点はあったものの、
わが家なりの留学の目的とチェック項目は、納得できるものだったので、
留学を行動に移しました。
マレーシアが万人受けする留学先候補地とも思いません。
自分たちの考えや価値観をはっきりさせ、
しっかりと重要ポイントを見極め、
自分たちに合った留学先の国・地域を探すことが、
成功する留学への第一歩です。



