インターナショナルスクールへの留学が気になっているけど、何月からがいいのだろう、と悩んでいませんか?
行くからには、子どもにとって、最適な時期に・・・と思いますが、何が一番良いのか、考えれば考えるほど、悩んでしまいますよね。
わが子が通っているインターナショナルスクールでも、様々な時期での入学生を見かけますが、一体どの時期がよいのでしょう?
実は、お子さんの性格などで適した時期があります。
今回は、留学をする時期についての選び方をご紹介したいと思います。
マレーシアのインターナショナルスクールの受け入れ時期
マレーシアのインターナショナルスクールの年度始めは、学校が採用しているカリキュラムによって、異なっています。
そのカリキュラムに沿って、受け入れ時期が、
- 年度始め
- 学期始め
- クラスの空き状況によって、年中いつでも
という時期に分かれてきます。
これは各インター校によってルールが異なっています。
まずは気になる学校の受け入れ時期が、何月で、年何回あるのかを確認する必要がありますね。
ちなみに、マレーシアのインターナショナルスクールで、イギリス式採用校であれば、
8月下旬~9月が年度始まり、
2学期が1月、
3学期が3月末~4月
というのが、一般的です。
そのうえで、時期を見極める観点は、4つあります。
その① 年度始めは、クラスメンバーが新しい
年度始めは、日本と同様に、殆んどの場合、クラス編成が新しくなります。
ですから、多くのクラスメートがお互いに「初めまして」という状況。
友だちのグループができている可能性が低く、クラスになじみやすい時期です。
新しい環境になじむのに時間がかかるお子さん、出来上がっているグループの中に飛び込むのが苦手なお子さんに、オススメしたい時期です。
その② ローカル生徒の多いインター校は、1月入学もオススメ
マレーシアでは、年度始まりだけでなく、1月入学の生徒も、とても多いです。
これは、ローカル校のスケジュールの関係です。
ローカル校の1年は、1月に始まり11~12月で終わり。
年度の区切りでインター校に転校するローカル生徒が、1月の入学時期に押し寄せます。
つまり、クラスに同時に入学する生徒が複数いるため、「新しい人が、一人だとどうしよう」と悩む必要はありません。
また、年度始めと違って、クラスの中の生徒の役割分担などもできている2学期。
先生もお世話好きな生徒を把握していて、新入生のお世話係として、配慮してくれることでしょう。
年度始まりと同様に、新しい環境が苦手のお子さんにオススメです。
セカンダリー(中学1年生)は新設クラスも!?
特に、セカンダリー(中学部)のYear7(中学1年に相当)では、顕著になります。
ローカルの小学校を卒業した生徒が、中学進学を機にインターを選択することがあるからです。
その人数が多いと、新しいクラスが設けられるのです。
実は、わが子はこのタイミングでした。
殆んどがローカル小学校を卒業した子たちの新設クラス。
おかげで、「全員が初めまして」という環境で、すぐになじむことができました。
その③ 日本の学年末を終えたいなら、3学期入学
日本での区切りを考えるなら、やはり3学期入学になりますよね。
3学期入学の生徒は、ローカルでは、年度始め・2学期よりは、少なくなる傾向にあります。
しかし、日本のお友だちとの関係から、一緒に終業式を迎えてから、新しいスタートに踏み出したい、というお子さんにとっては、3月終業式の区切りを待ってがベストです。
日本の終業式の日程とインターナショナルスクールの学期始まりの時期が近い場合、準備でバタバタしやすいので、事前にスケジュールをよく練ることをお忘れなく。
その④ 学習面から見る入学時期
学習面においては、どの学期での入学も、問題ないように感じます。
ただ1つ気になるのは、定期試験がある場合、その実施時期と出題範囲です。
年度末の試験は、一年間の学習内容の総まとめという場合もあるでしょう。
3学期入学の場合、3学期分の学習しかしていないため、総まとめのテストでは、なんらかの対策をする必要が出てくるかもしれませんね。
そういった場合、フォローを学校側が手伝ってくれるか聞いてみるのも、ひとつかもしれません。
最後に
入学時期の選定は、インターナショナルスクールでの友だちづくり、環境へのなじみやすさという視点では、年度始め・2学期始めをオススメします。
海外での学校生活の第一歩となるクラスへの参加です。
出来る限り、スムーズに学校生活が始められるよう、サポートしていきたいものですね。
グローバルな未来へつながる道づくりのお手伝いができると嬉しいです♪
Reonaでした。それでは、また。