ローカルスーパーやパサに行くと、日本では見慣れない種類の野菜をいろいろと見つけることができます。
マレーシアは、中華系の人も多いため、中国から入ってきたと思われる葉物野菜の種類が豊富。
でも…見知らぬ野菜に手を出すのが苦手な私。
今回は、ローカルの友人の勧めもあって、今回『カイラン』という野菜を購入。
おかずを作ってみました。
中国の緑黄色野菜 カイラン(Kai lan)
いろいろな葉物野菜が並んでいる中で、
「ん?花がちょっと菜の花に似てる?」と気になった、こちらの野菜。
スーパーで売られているパッケージは、以下の写真のよう。
Gai lan という表記ですね・・・
でも、値札には、「Kai Lan」という記載もありましたよ。
カイラン(Kai lan)ってどんな野菜?
困った時の、インターネット検索(笑)
Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/カイラン)によると、
カイラン(芥藍、英: Chinese Kale、学名:Brassca oleracea var.alboglabra)は、アブラナ科の緑黄色野菜。キャベツやブロッコリー(ヤセイカンラン)の仲間。カイランサイ(芥藍菜)ともいう。別名チャイニーズブロッコリー(英: Chinese broccoli)、チャイニーズケール(英: Chinese Kale)。
日本では中華食材として扱われるが、流通量はあまり多くない。ブロッコリーとのかけ合わせは茎ブロッコリー(スティックセニョール)と呼ばれる。
おぉ、アブラナ科の野菜なのですね。
どおりで、菜の花に近いと、感じたわけだわ。
ローカル友人の簡単オススメレシピ
このカイランを使って料理したことがないと、ローカルの友人に話したところ、
簡単だと教えてくれたのは、『カイランのガーリック炒め』。
- 茎の硬めの部分を切り落とす。
- 3~5㎝などの好みの長さに切り分ける。
- 熱したフライパンに、油(またはごま油)を入れ、みじん切りまたはスライスしたニンニク、②のカイランを投入。
- さらに、塩、あれば鶏ガラスープの素と、水を少し入れ、フライパンに蓋をして、蒸し焼きにする。
- 3分ほど蒸し焼きにしたら、硬さを確認して、お皿に盛り付ける。
ここにオイスターソースや醤油を少し加えるとまた、コクのある味になりますよ。
このガーリック炒めは、中国野菜なら、なんでもおいしく食べれそうですよね。
鶏肉とカイランの炒めものレシピ
友人のレシピをもとに、私は鶏肉も加えてみました。
- カイランを3センチほどにカット。茎の太い部分は、さらに縦に半分にカット。
- 鶏肉(今回は、ささみを使用)を繊維に沿って切り、
塩・こしょう少々と酒少々を軽く揉みこんだ後、片栗粉をまぶす。 - フライパンに油とニンニクのみじん切りを入れ、弱めの中火にかける。
- ③に鶏肉を入れ、炒める。
- 鶏肉の色が変わったら、オイスターソース・醤油・酒・砂糖で、味を付ける。
※それぞれ、大さじ1ずつを目安にお好みの味に調整してください。
※この時点では、少し濃いめの味です。 - 調味料が全体に絡まったら、①のカイランを加えて、軽く炒める。
- 少ししんなりしてきたら、水(約50㏄)も加えて、蓋をして2~3分蒸し焼きに。
- 茎の部分の硬さを確認しながら、好みの硬さになるまで炒め、
最後に味をととのえ、出来上がり。
カイランを食べてみた
確かに、茎の部分が硬めですが、歯ごたえがあり、良いアクセントになりました。
カイランは、さほどの苦みもなく、クセもないので、子どもたちでも食べやすかったです。
また、火の通りも悪くないので、調理も簡単でした。
茹でてあえもの、というよりは、炒める方が美味しく頂けるのではないかな・・と思います。
ローカルのレストランのメニューでは高い⁉
友人が言うには、レストランでカイランの炒め物は、それなりの値段がする、とのこと。
スーパーで私が買った値段は、1袋2.99リンギット、約90円という感じ。
おそらく、レストランでは、倍以上のお値段で提供されているのではないか、と思います。
自宅でも簡単に調理できそうなので、スーパーで見かけたら、一度試してみては、いかがでしょうか?