わが子の通うインターでは、まもなく、Term2(いわゆる2学期)が終了間近。
先生方との三者面談(PTC)の日も迫っています。
ここで、受け取ることができる、子どもの成績表。
海外のインターナショナルスクールでは、どんな成績表なのでしょうか?
わが子の通うイギリス式のインターの成績表と、評価について、ご紹介します。
成績表(Report)の評価
子どものインターでは、毎term、成績表(Reportと呼ばれています)が出されます。
その内容は、以下のようになっています。
Markとは
Markの数字は、ほとんどの教科において、そのtermの期末試験のテスト結果そのものです。
とってもわかりやすくて、文句の言いようもないです(笑)。
試験において、満点を100%としたときの、割合がその数字。
例えば、英語のテストで、満点が60点の場合、テスト結果が40点なら、
40/60×100=66.66… で、小数点切り上げ。
67%の割合を達成したということになります。
Gradeとは
Gradeは、Markの結果を段階的に分けています。
子どものインターナショナルスクールの場合、9段階に分かれています。
45%以下が、日本でいうところの、
不可、赤点、といったイメージに近いです。
Attitude、 Attainment とは
Attitudeは、授業態度についての評価です。
- 授業をちゃんと聞いているか
- 宿題や提出物はきちんとやっているか
- 積極的に授業に参加、質問等をしているか
などが、評価の対象です。
Attainmentは、それぞれのKey Stageといわれる区分の中での、
学習の達成度を5段階評価で表したものです。
実技系の評価
ArtやICT(パソコン関連)、Design&Technology(技術系)などといった教科については、
ペーパー試験と実技課題にそれぞれの配点があります。
それを合計したものが、Markとなっている場合が多いです。
先生からの一言は、大事なアドバイス
コメント欄には、担当の先生から、子どもへの一言が書かれています。
- 頑張っているね、という励まし、
- このまま、努力し続けていれば、もっと成績あがるよ、というアドバイス
- 授業に集中できていないから、気を付けて、というアドバイス
など、先生からみた、子どもの姿を知ることができます。
もちろん、三者面談で話を聞くのも良いですが、
このコメントを見て、家で親子で話し合うことも大切だと思います。
三者面談については、こちらの記事もどうぞ。
さいごに
日本とは評価の表示が異なっている、海外の成績表。
試験の結果の評価以外に、
授業態度の評価、学習理解の達成度などの評価もあります。
人と比べる、というよりは、
自分の力が伸びているかどうか、という点に注目しての評価。
先生のコメントをもとに、良いところはさらに伸ばし、
改善すべき点は、休み期間を使って、対策を検討するなど、
次のステップのために、生かせるよう、親子で話し合うことが大切だと思っています。