マレーシアのインターナショナルスクールを検討し、いくつかの学校の募集要項をチェックしたところ、希望の学校の必要書類のリストに、現在通っている学校の成績表が必要でした。
わが子たちが通っていたのは、日本の公立小学校・中学校。
日本語での成績表はありますが、英語のものはもちろんないので、どうしてよいものやら、と悩みました。
しかし、なんとか作成、提出することができました。
今回は、成績表の英訳証明について、ご紹介したいと思います。
英語での成績表のフォーマットがない!
まず、希望のインターナショナルスクールに成績表を記入するフォーマットのようなものがあるか、どうかを質問しました。
しかし、特に形式はない、とのこと。
フォーマット等がないと、日本の公立の学校の先生にお願いするにしても、頼みにくい。
日本の成績表を参考に自分でフォーマットを作るか、英訳してくれる業者にお願いするしかないのかな・・・と、悩んでいました。
しかし、英訳してくれる業者は、いくつかあるものの、料金が数万円と高額。
それが二人分。
自分自身も英語が苦手だし、仕方ないのかな・・・と考えていました。
でも、ある日、こんなものを見つけました。
海外子女教育振興財団の教育手帳
以前、英語での算数・理科の用語の学習についてもご紹介した、出版元の海外子女教育振興財団。
こちらの財団から、「海外子女教育手帳」というものが、出版されています。
海外赴任にともない、赴任先の現地校やインターナショナルスクールに通う際に、役立つ自己紹介ノートとして、販売されています。
海外で通う予定の学校に、子どもたちのことを知ってもらうために、役立つ情報をまとめることができるものです。
このなかに、英文の在学証明・成績証明書のフォームが用意されていたのです。このフォーマットを活用させていただくことにしました。
校長先生と担任の先生に依頼する
当時、わが子たちが通っていた公立小学校・中学校から、海外の現地校やインターナショナルスクールに行った生徒はいませんでした。
ですから、英語での成績証明書の作成は、先生たちも初めての経験。
英訳の成績証明書は受験1か月前に依頼
わが家のスケジュールで、夏休みの終盤にマレーシアに受験に行く予定でした。そのため、まず、7月上旬に
- 海外の学校を受験チャレンジすること
- 英訳の成績証明書が8月末の受験に必要なこと
- 成績証明書のフォーマットを用意したこと
を、校長先生と担任の先生にお伝えしました。
結果として、夏休み期間に、先生方は時間をかけ、丁寧に作成していただくことができました。
受け取りは、夏休み期間ではありましたが、水泳教室で出勤されている日に時間のアポイントを取りました。
まとめ
わが家は、このフォーマットのおかげで、小学校・中学校の成績表の英訳を、教育手帳の購入代金の1000円程度で、作成することができました。
小学校・中学校のいずれの先生方も、子どもの海外留学のための受験を応援してくださり、協力的であったこと、
加えて、夏休み期間で先生方にも多少の時間の余裕があったことが、
約1か月での英訳の成績証明書の作成に、つながったと思っています。
学校の先生方に依頼する場合、時間の余裕をもって、ご相談されることをおすすめします。