インターナショナルスクール 転校で失敗しないための注意すべき3つのポイント

インターナショナルスクール 転校で失敗しないための注意すべき3つのポイントインターナショナルスクール
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インターナショナルスクールの転校ってどうすればいいの?
転校の手続きで注意することはある?

そんな疑問にお答えします。

 

マレーシア国内には、100を超えるインターナショナルスクールがあり、続々と増え続けています。

数ある学校の中で、ここ!と思って選んでも、通っていくうちに正解だったのかしら?と悩んでしまうこともあるでしょう。

ここマレーシアのインターナショナルスクールでは、転校も比較的容易に行われています。

ですが、転校の際に、気をつけたいことがいくつかあります。

 

実は、わが家も転校経験組。その時の経験をもとに、マレーシアでのインターナショナルスクールの転校についてご紹介。

 

この記事を読むことで、

インターナショナルスクールの転校を検討する際に、チェックしておくべき重要ポイント

について知ることができます。

 

転校について気になったら、ぜひご一読ください。

 

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インターナショナルスクール 転校で失敗しないための注意すべき3つのポイント

チェックする男性

インターナショナルスクールの転校において、注意すべき点は以下の3つのポイントです。

  1. デポジット
  2. ビザ
  3. カリキュラムと学年

 

デポジットの返金

失敗しないインター転校のための注意すべき3つのポイント デポジットの返金

まずは、現在在籍しているインターナショナルスクールのデポジット返金に関するルールについて調べましょう。

「1学期前の学校初日の前までに、Withdrawal Letter(退学届)を出せばデポジットの返金をします。」という学校が多いようですが、各校ルールは異なります。

デポジット返金なんていいわ!ということなら気にしなくてもいいのですが、高額な金額であれば、生活費や次の学費にも充当させることも可能です。

まずは、自分の学校のルールをチェック!

 

デポジットの返金は、ビザの切替が終了したのち、小切手などで支払われるケースがあります。支払いの方法、タイミングについても、確認しておくことをおすすめします。

ビザは切り替えなければならない!

パスポート

学生ビザ・それに付帯している保護者ビザ(ガーディアンビザ)は、学校の名前のもとで、許可が発行されています。

ですから、転校するときには、ビザを変更する必要があります。

これは、学生ビザだけでなく、MM2Hビザホルダーの生徒も同様で、変更の届出が必要です。

 

学生ビザ・保護者ビザの場合の一般的な切り替えの流れは以下の通りです。

  1. 現在の学校のビザの有効期限を変更させる
  2. 新しい学校のビザの手続き開始
  3. 新しい学校のビザを取得する

 

①現在の学校のビザの有効期限を変更させる(Shorten)

わが家のケースでご紹介すると、現在のビザを退学予定の日+1か月という猶予を残して、ビザの期限が変更されました。

(例)現時点が2020年1月1日とします。

現在の学校のビザの本来の有効期限2020年8月30日
現在の学校の退学予定日2020年3月23日1か月の猶予期間
変更後のビザの有効期限2020年4月23日

といった具合。

この1か月というのは、猶予としてもらえる最大の日数のようで、Max1か月もらえるかはイミグレの判断次第。猶予期間は次のビザの手続きをするためです。

 

②新しい学校のビザの手続き開始

チェックリスト

猶予としてもらった期間に、新しい学校のビザの申請を進めます。

ただし、書類の不備やイミグレの混雑状況・休暇状況によっては、この1か月で終了できない場合もありえます。

少なくとも、退学前にはすべての必要書類は用意しておき、いつでも提出できるように、準備をしておく必要があります。

また、新旧の学校のビザ担当者とも連絡を密にして、書類等に不備が発生しないよう、注意しておきましょう。

 

必要書類としては、新規でビザを申請するときとほぼ同じ書類が求められるほか、

  • 退学した学校の在籍期間証明・退学証明のようなレター
  • 新しく入る学校のオファーレター

なども追加で必要です。

 

③新しい学校のビザを取得する

スムーズに申請が進めば、1か月後には新しい学校名でのビザを取得することができます。

もし、1か月で申請が完了しなさそうな場合、

  • スペシャルパス等の発行
  • 日本へ一旦帰国
  • 隣国への出国

などの様々な方法が提案されます。ビザ担当者と十分に相談する必要があります。

ビザの変更について、詳細は学校や住んでいる地域によって異なる場合もあります。またイミグレのルールも予告なく変更されることもあります。

参考にしていただいたうえで、最新の状況は、ビザ担当者やエージェント等に必ず確認して、手続きを進めてくださいね。

 

※これはあくまで個人的意見ですが、隣国への出国はあまりお勧めしません。タイやシンガポールでもビザを延長させるためのビザランについては、年々厳しく取り締まっているためです。イミグレ担当者の判断次第で別室へ・・・というリスクも0ではありません。もしもの時は、ビザ担当者と十分に相談してください。

 

カリキュラムと学年

各国の国旗

マレーシアにはカリキュラムが異なるインターナショナルスクールも多くあります。

一口に転校といっても、

  • 同じカリキュラム採用校間での転校
  • 異なるカリキュラムへの転校

が考えられます。

いずれの場合においても、気を付けるべきポイントがあります。

 

①イギリス式→イギリス式

Primary(小学部)・Lower Secondary(中学部)でのイギリス式(Cambridge)同士の転校にはさほど大きな問題はありません。

ですが、IGCSEの勉強が始まっているYear10-11(Key Stage 4)での転校には注意が必要です。

注意すべきポイントは、

  • IGCSE受験時期
  • IGCSEの試験実施元の違い

です。

IGCSE受験時期

インターナショナルスクールの中には、

  • 1月から新年度が始まるところ
  • 8~9月から新年度が始まるところ

があります。

この2つの学校では、IGCSEを受験する時期が

  • 1月始まり→秋シリーズ(10~11月頃)
  • 8~9月始まり→夏シリーズ(5~6月頃)

と異なっています。

入学のタイミング次第で、いつ受験することになるのか。受験対策をする生徒本人にとっては、とても重要なポイントです。

 

IGCSEの試験運営委員会の違い

IGCSEと呼ばれている試験を実施しているのは、1つの団体だけでありません。

おもによく採用されているのは、Cambridge International Examinationsです。

IGCSEカリキュラム

画像は、Cambridge Assessment International Education のサイトからお借りしています。

 

ただマレーシアではごくまれに、Pearson Edexcelを採用しているインターナショナルスクールもあります。

IGCSEカリキュラム

画像は、Pearson Edexcelのサイトからお借りしています。

 

いずれも、学習している内容については大差ありません。

ですが、教科書や試験での問題出題形式が異なっています。そのため、転校でこのパターンに当てはまる場合は、受験対策が大変になる、という可能性があります。

 

一方、同じCambridgeであっても、IGCSE用の教科書は何種類かあり、学校によって採用しているものが異なることがあります。場合によっては新たに教科書を買い直すよう言われることも・・・。

この点についても学校に確認しておくべき項目です。

 

IGCSEとは

International General Certificate of Secondary Educationの略。

英国でいうところの11年間の義務教育を修了する学生が取得すべき資格試験。

インターナショナルスクールでは、主にYear11の最後に受験し、この成績結果をもって次のステップへアプローチしていく。

IGCSEの詳細については、改めて記事にしたいと思います。

 

②異なるカリキュラム間の転校

子どもの適性や将来の進路等も加味したうえで、カリキュラムの異なる学校へ転校するということもあります。

こちらで確認すべきは、入学予定となる学年についてです。

例えば、

イギリス式では、Year1は5歳~

アメリカ式では、Grade1は6歳~

そもそものスタート年齢が違うので、その差が転校でどう考慮されるのか、学校に必ず確認しておきましょう。

入学前試験の結果で判断されたり、年令、空き状況次第など、各校によって基準も異なります。

学年を飛ばすということは、学習内容がすっぽりと抜けるということでもあります。

補習や家庭学習で補う必要も。ですから、転校に伴う学年の変更には、気をつけてください。

 

失敗しないインター転校のための注意すべき3つのポイント まとめ

失敗しないインター転校のための注意すべき3つのポイント

マレーシアでのインターナショナルスクールの転校は、日本ほどハードルは高くありません。

ですが、注意すべきポイントを見落とすと、あとから「あぁ、困った!」と問題に気づくことも・・・。

そんな失敗をしないためにも、以下のポイントには特に気をつけてください。

①デポジットの返金

②ビザの切り替え

学生ビザ・保護者ビザだけでなく、MM2Hビザも。

学生ビザ・保護者ビザの場合は、

    1. 今のビザの有効期限の変更
    2. 新しい学校でのビザの申請 という流れ

③カリキュラムと学年

  • 同じカリキュラム間
  • 異なるカリキュラム間

いずれも場合も入学の時期や予定の学年、使用教科書など事前チェックしておく。

 

今回ご紹介した内容は、大切なことながらも、ついうっかり確認しわすれそうな項目についてです。

転校の理由は十人十色。各家庭の考え方や価値観、予算など、見極めるべきポイント、譲れない条件などをメモしておいて、しっかりとリサーチしてみてくださいね。

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