公共交通機関の便が悪いところでは、やはり便利なタクシー。そんなタクシーを手配するアプリ「Grab」について、ご紹介してきました。
その「Grab」のサービスのひとつとして提供されているのが、「Grab Car」。
今回は、その「Grab Car」に注目してみました。
Grab Carとは?
通常がタクシー運転手として登録し、営業許可をもったタクシーの車両を使うのに対し、運転手は、Grabに登録された一般の人で、車もその人の所有する車を利用しています。
Grabアプリの登録方法はこちらから。
Grab Car のいいところ
タクシーと違って、事前に料金が明確になるGrab Car。
それ以外の良いところとして、乗車後に評価をフィードバックすることができます。
運転手側もそのフィードバックがあることを認識しているためか
- 車両の清掃が行き届いている
- 安全な運転を心がけてくれる
など、サービス面もタクシーよりも快適なことが多いのです。
(マレーシアの赤いタクシーの中には、シートがボロボロっていうのが、良くあります(笑))
どうやってGrab Carってわかるの?
一般の車が使われるGrab Car。見た目だけでは普通の乗用車と変わらないため、どれがGrabだかわかりません。
そのために使うのは、もちろんアプリ!
配車を依頼すると、アプリ上に、
- ドライバーの顔写真
- 車の車種
- 車のナンバー
- 車の現在地
- 待ち時間
などの情報が表示されます。
それをもとに、乗車場所ポイントで待つことになります。
Grabアプリの使い方はこちらから。
Grab Carに多い車種@マレーシア
過去、何度も利用したことがあるこの配車サービス。
使っていると、マレーシアの車のことがだんだんとわかるようになってきました。
一番よく利用されている、プロドゥア(Perodua)
マレーシアの国産自動車メーカー。
日本のダイハツとの合弁会社で、エンジンはダイハツのものを使用。
そのプロドゥアの中でも、一番よく見かけるが、マイヴィ。
MyVi(マイヴィ)
マレーシアで一番売れているコンパクトミニカー。
5人乗り。
昨年に新しい型が発売されたが、大人気で、納車まで数か月待ちという話も。
後部座席も比較的ゆったりとしています。
Axia(アジア)
おなじく、ペロドゥアのコンパクトミニカー。
MyViよりもさらにコンパクト。
ALZA(アルザ)
大家族向きのALZA。シートをアレンジすれば、最大7人まで乗ることが可能。
Grabでは、6-seatarの車としても、使われているようです。
4人以下で乗れば、かなりゆったり、スーツケースも問題なし、といった感じ。
最近みることが減った⁈ プロトン(Proton)
セダンタイプでは、プロトンが主流だったマレーシア。
でも、Grab Carでは見ることがめっきり減ったような。
プロトンの中では、Saga(サガ)のGrab Carをみることがあるくらいで、他の車種はなかなか、お目にかかる機会がありません。(たまたま?)
トヨタ(TOYOTA)車だとラッキー⁉
トヨタは、マレーシアにも販売会社を持っています。ここ数年、マレーシア人の所得が変化してきているのか、トヨタ車を所有、Grabに登録しているドライバーもいます。
もちろん、あのトヨタ。同じようなセダン車のプロトン サガよりも乗り心地はGOOD。
マレーシアでは、Vios(ヴィオス)を使用している人を多く見かけます。
車種を知っていれば、荷物があるとき、便利です!
スーツケースなどがあるとき、など、ちょっとした大きな荷物があると、車に乗るか心配になると思います。
もちろん、Grabアプリで手配するときに、ドライバーに事前に知らせておくのも、大切ですが、車種を知っていれば、自分で、荷物が乗るかどうかの判断が、しやすくなりますよ。
余談ですが・・・Uberでは、BMWにも乗れました!
今はGrabと事業統合してしまった、Uber。
UberはGrabほど、車の種類がわかれていなかったときがありました。
いつものように、配車を手配したら、なんと車種はBMW。
シートはレザー。おそらくまだ納車されたばかりであろう、新車。
まさかのBMWユーザーがお小遣い稼ぎ⁈とも思いましたが、ちょっとした金額でいい車に乗れて、ラッキーでした。
Grabでは、車種のクラス分けがされているので、BMWがどこのクラスに設定されているかわかりませんが、普段自分が乗らないような車に乗れるチャンスもある、配車アプリサービス。
車選びの参考にもなるので、ぜひ一度試してみては?